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選挙には必ず投票に行きましょう。あれ、このブログって資産運用のブログではないの? と思われたかもしれませんが、資産運用と政治はもちろん、密接に関係しています。

若い方は、既に知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと前は証券税制の軽減税率のおかげで2009年(平成21年)~2013年(平成25年)12月末までは株式譲渡益に対する税金は10%でした。

その代わりといっては何ですが、2014年(平成26年)からは証券優遇税制、いわゆる「NISA」が始まり、年間100万円(現時点では120万円にアップしています)がスタートしました。

ちなみに、私が株式投資を始めた頃の1999年(平成11年)は、申告分離課税(26%)[所得税20%、住民税6%]でした。

詳しくは、財務省の「利子・配当・株式譲渡益課税の沿革」をご参照ください。

つまり、政治によって株式投資の税制は大きな影響を受けます。その政治家を決めているのが選挙ですから、選挙に行ってどの候補者を当選させるかはとても大事な行為であることは自明の理です。

よく、「どうせ自分が選挙に行っても結果は変わらない」と発言する人がいますが、理解できなくもないですが、そういう方お一人の意思で当選者が決まったのでは、私を含め他の方の意思が全く反映されないことになります。それはある意味、その方一人の意思で全てが決まる独裁国家や強権政治といっても過言ではありません。我々全員の民意が反映された結果で、当選者が決まらなければおかしいのです。

なので、自分ひとりの投票では選挙結果は左右しないかもしれませんが、確かに我々の一票は民意の一角を担っており、決して無駄ではありません。

私個人としては、20歳で選挙権を得てから、選挙に行かなかったのは事情があった2、3回ぐらいで、現時点30年間ほぼ全ての選挙に行かせてもらっています。(2016年(平成28年)からは18歳から選挙権が与えられました) 昨日も、今週末から海外へ行くため、期日前投票を行ってきたところです。(私が行けなかった2、3回の選挙当時は、期日前投票を行うのに、なぜ当日行けないのかの説明が必要で、とてもしきいが高かったですが、今はとても簡単です)

政治は資産運用のためだけに行なわれるものではありませんが、我々、全国民のあらゆる生活を決める重要なイベントです。改元イベントで盛り上がるのも結構ですが、それだけが大事なイベントではなく、選挙こそが最も重要なイベントであることを再認識したいものです。