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自己都合退職だから給付は3ヶ月後とは限らない

mohamed HassanによるPixabayからの画像

無事、一週間のブータン王国への旅から戻って参りました。しかし、軽い高山病になったため、まだ家で休息中です。

ブータンへ出かける前に、離職票が会社から届きましたので、早速、ハローワークへ行き、失業給付金の手続きをしてきました。

私も含め、みなさんも「自己都合退職」は会社都合退職と異なり、給付まで3か月間の期間が空くと思っていらっしゃるのではないでしょうか。

私もそう思っていましたが、私の場合は違いました。

私は役職(課長以上)者が50歳以降に利用できる「セカンドキャリア制度」を利用して辞めたのですが、会社側が退職利用に付けた理由は「自己都合退職」なのですが、(定年退職扱い)となっていました。これが、どこにどう影響するか、別に気にしていなかったのですが、ハローワークでやっと効果を発揮しました。

 

ハローワークの担当者が最初の認定日を2019年8月8日と言われたので、

私:「えっ? 自己都合退職だから、給付の開始は3ヶ月後ではないのですか?」

と尋ねたところ、

担当者:「いえ、定年退職扱いとなっておりますので、60歳の方と同じように3ヶ月待たずに、すぐに給付が始まります。ただし、期間は自己都合退職のため、330日間ではなく、150日間です。」

とのこと。

ほう、そうだったんですね、と納得。事前にいろいろ調べていたつもりでしたが、本当に日本の制度はわかりずらい・・・。まあ、今回は良い方の無知だったので、よかったです。

 

そして、前から気になっていた、「職業訓練」についても、聞いてみました。

私の場合、もし次に働くとしたら、お金のためでなく、好きな仕事に就きたいので、英会話を使った何かがいいな、と思っていたので、そのような職業訓練がないか相談してみると、私の住んでいる自治体では「グローバル人材育成」というコースがあるではないですか!!

オールイングリッシュの授業がメインで、ちょこっと貿易入門だったり、異文化(中国、イラン等)入門があるようです。後日、説明会に参加し、早速、申込みをしてきました。

職業訓練を受けるメリットは、

・失業給付に必要な月2回の就職活動の認定の必要がない。(授業の受講が活動とみなされる)

・学校までの交通費が出る

・日当も数百円出る(お弁当代?)

と失業給付金を受け取りながら、英会話の授業料も要らないは、交通費も日当も出るはで、とてもありがたいしくみです。

ただし、試験で合格する必要があるのと、出席率は80%以上をキープする必要があります。

なお、この出席率80%以上のルールはどの職業訓練コースも共通とのこと。

 

私とこれから早期退職されるみなさんとは、いろいろ退職の状況が異なるため、今回の私のようなケースになるとは限りませんが、ぜひ、ハローワークでいろいろと尋ねてみてください。そして、長年働いてきたのであれば、失業給付と職業訓練を各ハローワークで調べてみてください。

みなさんの参考になれば、幸いです。